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B.sax 将軍

さあついにやって来てしまいましたブログリレー。

1年前・2年前の先輩方の時はまだ遠い先の話だろうと思っていたらあっというまに自分の番ですね笑。

 

まあ1年の頃から順に振り返ってみましょうか。

 

まずはNSJOに入るところからかな。

自分はもともと吹奏楽部で中学でアルト、高校でテナー、バリトンとサックスをずっとやってたから大学でもサックスか何か楽器をできるサークルに入りたいと考えてました。そんな中受験が終わってからTwitterで中部大のことについて検索しながら情報収集してた時にNSJOのアカウントを見つけました。うちの部活のTwitterのアカウント名は『中部大学軽音楽部NSJO』だったから最初は軽音楽部ってくらいだからバンドとかの方かな~とか思いつつ中身見てみるとビッグバンドジャズやってる部活だってことで、がぜん興味がわいて大学の入学式前のオリエンテーションのあとだったかな(?)にその日がちょうど土曜日で練習日やん!と思って5時過ぎに部室行ったらほぼ誰もいなかったんだよね。笑 たまたま最後に残ってたさーや先輩とだいちゃん先輩にあったかくお出迎えしてもらったの覚えてるなあ。結局入部の名簿にハンコ押したのは今の同期の中でも後半の方だとは思うけど最初に見学に行ったのは間違いなく自分だと思う。笑

 

その後サックス隊に入るのはいいとしてバリトンを続けるのか、アルトやテナーに手を出すのかしばらく悩んだな。笑

バリトンのカッコよさは十分に吹奏楽の時に知ってるつもりだったんだけどやっぱりアルトやテナーがメロディーもソロもいっぱいあって目立つしかっこいいんだろうなあと演奏聞くたびに思ってたんだけど、見学してるときに曲吹いてみる?って感じでくどう先輩に見せてもらったジャズポリスの譜面を見て、曲を聴いて、なにこれめちゃめちゃかっこいいやんなにこれって感じでかなりの衝撃を受けた。ビッグバンドってこんなに低音目立てるん!?こんなにバリサク美味しいん!?って。ジャズでやる曲で最初に触れた曲がスイングの曲でもなくグッドウィンてところもなかなか面白いんやけどおかげでそのときバリトンに心が決まりました。

 

そこからはもうジャズの楽しさにはまりまくりだったね。低音でバストロとかと一緒に出てくるメロディーとか、さらにはジャズ初めて2か月ちょっとで先輩からApple Honeyのソロもらったりしてとかでビッグバンドでのバリサクのリードメロディーのパートとベースの中間的な役割っていうんかな、木管と金管のちょうど間くらいのメロディーもベースラインも伴奏もこなせるオールマイティなところに気づいてもうそこからはもともと好きだったバリサクがさらに好きになった気がする。

 

そんなこんなで二人でやってたバリサクでしたがこの頃は上2学年一部があんまり関係がよくなかったりしてくどう先輩辞めちゃってジャズ1年生にして最初のリサイタル16曲全乗りとかいう頭おかしいことやってました。(まあ2年生でもおんなじことやってんだけどね。。。)1年生のちょうどそのころはサックスパート内の個人的なまた別の問題もありかなり気持ちも荒んでて、あかず先輩にめっちゃ愚痴ってたな。同期とかにもちょこちょこ話聞いてもらってたしほんとに周りの同期・先輩には感謝してます。

リサイタルは1・2年曲終わったくらいからアンコール、さらには打ち上げまでずっと泣いてたなあ。

 

まあなんやかんやありまして2年生になります。

2年生になって。

 

……バリサク希望者が来ねえ。

 

なかなか衝撃的だったね。なぜみんな低音の魅力に気付いてくれないのか…

そろそろ入ってくれんかなと思いながらいると1年生の本入部終わってたよ・・・・

 

ということでそこで2年目のリサイタル全乗りが確定したんだよね笑

 

まあそれもあるけどそれ以外にも2年生になって後輩が出来て、次期のコンマスになることが決まって、どでかいソロが飛んできて、と1年のときとは比べ物にならないくらい濃い1年だったと思う。

 

まず後輩が出来たこと。まあバリトンの一年生が入らなかったから直属の後輩はいなかったんだけど、まあ流石におんなじサックスの先輩だから教えてあげたりはしないとなあって思ってたんだけど結局あんまりまともに教えたり見てあげる時間をとってあげられなかったかなと申し訳なく思ってます。けりーさんとミロはサックスだったりクラリネット経験者だったりして知識や経験がしっかりある分自分の指示の曖昧さ、適当さにあきれてたこともあったと思う。1・2年曲でやってたApril in Parisのパー練でも自分の喋ってることにもいまいち自信がなかったりしてめりっくとかかにえを含むサックス隊同期・後輩には迷惑かけまくりでした。

ケリーさんは最後まで辞めずについてきてくれて本当にありがとう。

 

次に次期コンマスに決まったこと。

自分らの代は同期が全員で6人しかいなくて(さらに1人減ったけど…)、部長とかコンマス、マネージャーと連盟とか必要な役職埋めてくともうほぼ消去法で自分がコンマスになった。

今となっては悪夢の始まりだったのかもしれない笑笑

最後までそうやったけど自分はこの時からすでに、合奏とかパー練聞いてて気になるところはもちろんあるんだけど、それを上手く言葉にして話せなかったり、自分では多少まとまったつもりでもあんまり伝わってなかったりっていうそのコンマスをやる人がある程度は備えておかなくてはいけないのだろう技能、技術を充分にどころかほとんど持ってなかった。

 

今思えばまあそのころは1,2年曲1曲しか見てなかったからそこまで目に付くほどでもなかったのかもしれん。その後の話はこの後の3年生編で。笑

 

でその1,2年曲の練習が始まった9月の合宿明けの練習で『Samba de solstice』のバカ長い

100小節くらい(演奏時間にすると2分弱)のソロをもらった。合宿明けで休みが1週間くらいあったからこの時点で9月の真ん中ごろ。それを2週間だか3週間後のオータムでやるなんて言われたからもう大変。オータムって学バンの身内だけじゃなくて一般のお客さんもおるしなんならうちぐらいのバンドなら自分らのリサイタルよりお客さん入っとるよね?笑ってなかなかにキャパのでかい本番だから下手なこと出来んやんと思いつつ、とりあえず耳コピせな!と思ってやってはみたけどもともとそんなに耳が肥えとるわけでもないから音を1個1個ひろうので精一杯だったしそんな期間で完成するわけがなかった。笑

 

このソロは初めて聞いたときにもうめちゃくちゃかっこよくてコピーしたい!と本気で思ったからオータム終わってからも必死で練習した。たぶんこのNSJO3年間のなかで一番頑張った曲・ソロだと思う。最後まで自分で納得いくレベルまで完成させることは出来なかったからいつかどこかでリベンジしたい。

 

そしてついに3年生。最初から最後まで同期を中心にあらゆるところに迷惑をかけまくってきた。いよいよメインのコンマスとなり普段の練習の予定を組んだり本番のセトリを組んだりするといった部活の練習全体を動かす仕事が徐々に増えてきて、一番上に立つことの辛さ、苦労を身に染みて実感する1年になったね。

 

2年生のときは1,2年曲の1曲だけ見ればよかったものが一気に増えて、自分が基本全部の曲を見ることになり、コンマスってやってる人すごいなって改めて実感した。

中学・高校と練習のときはほぼ基本先生とか学指揮とかのいうことに頷いておとなしく言うこと聞いてるだけの常に受け身だった人間だから自分から発言・発信した経験って少なかったんだよね。だからこれだけがっつり人前でしゃべってっていうのも初めてだったし今もだけど合奏後は毎回かなりへとへとだった。

 

2年生の所でも書いたけど自分の思ってることを言葉で表現できないことが多くて自分でも伝えたいことが全然伝わらなくて合奏中、とくに演奏聞いてるときなんかは頭フル回転してるんだけど(フル回転っていってもどこが気になるのかとか必死に聴いて探してるだけ…)聞いてるうちに最初に気づいたこと忘れちゃったりとか、気づいたことは頭の中にはあるんだけど話してるとそれがぐちゃぐちゃになってみんなにポカーンとされちゃったりとか、そういうことが多くてめっちゃ大変だった。もちろん自分の音楽知識が薄いのも問題なんやろうけどやっぱり自分の話し方・伝え方にも問題はあったんだろうしどっちかというとそっちの方がでかかったやろうね。

 

たぶん、ていうか絶対みんななんでこいつがコンマスなん???って思ってたと思う。自分でも謎。笑 なんでコンマス引き受けてしまったんやろうって何度思ったことか。特に春ごろ、1年生が本入部してしばらくの6・7月ごろがひどくて。そのころに今の2年生たちからその当時の合奏に対するひどい不満をつるちゃんからまとまって聞くことになって。自分でも酷いっていうのはめちゃくちゃ自覚あったし合奏を前で見ることがかなり苦痛に感じてたからそれを聞いたときは心底部活辞めたいと思った。でもその状況を見かねてた同期とか後輩たちがいろいろと改善点教えてくれたり合奏中に気になるところ口出ししてくれるように段々なってきて、そのころまでは自分が一人でやってた感覚だったけど(全くまともにやれてなかったけど…笑)、そこからは学年とか関係なくみんなで練習を作り上げていく感じがして嬉しかったし、すごく楽しかった。

 

各パートにもそれぞれなにかしら振ったら意見出してくれる人もおるから自分のめっちゃふわふわした指示とかも頑張って理解しようとしてくれたりしてすごく助かりました。特にけりーさん・つるちゃんとかすぐる・かにえとかは伝わらんかったら解釈しようとよく聞き返してくれたりしてくれてこちらとしてもみんなの状況がわかりやすくなってかなりやりやすくなった。正直めちゃくちゃ助かりました。ありがとう。

 

今このブログ書きながら自分って人に頼るのが下手くそなんかなーってすっごい思った。実際こんな風にみんなと話しながら進めるのが普通なんやろうけど自分は感覚的にコンマスは自分だから頑張らんといかんのやって思って出来もせんくせに自分一人で抱え込んじゃってた。それで結局不満を集めることになってしまっとるんやから本末転倒やよね。笑

もっと早くみんなに頼ればよかった。4年生の先輩なんかも頼れる人いっぱいおるのに頼れんかった自分が不甲斐ない。

 

ちょっとコンマスの話が長くなりすぎそうだからこの辺でいったん締めとこうか。笑

少し1,2年生について触れとこう。

今年はサックス隊に3人も一年生が入ってくれてすごく嬉しかった。今年代替わりの時点でサックスが5人、ボーンが3人、てサックス・ボーンがかなり少なかったうえにサックスはかにえがドラムに行っちゃってミロもシンフォに行っちゃってとかなり人数的に厳しかったから今年入ってくれた1年生には心の底から感謝してる。サックスは人数カツカツやし3人ともサックス初心者で入ってきたのにかなり無理させてしまったと思う。かなりの曲の数乗せてしまって後半にやった曲(Lから始まる2曲とかWから始まる早いやつ)なんかははっきり言って楽器1年目にやらせていい曲じゃないと思う。笑 それでも3人とも一生懸命練習してくれて入部当初に比べたら格段にうまくなったと思う。リサイタルでは楽器1年目にして3人ともソロを1つずつ任せてしまったけど今までの練習とか本番見てるとよっぽどのことなければ全然大丈夫だと思う。ホールまあまあ広いから緊張するかもしれんけどいつも通り吹ければ大丈夫だと思う。まだ余裕なくて難しいかもしれんけど、少しでも余裕がありそうなら出来るだけ楽しんで吹いてほしい。今更ここでいうことじゃないかもしれんけどね笑 今まであんまり一人ひとりについてじっくり練習一緒に見てあげたりとかも出来んかったこと後悔してる。割と普段の練習の個人の時間とか暇も時間も割とあったはずなんやけど自分から声あんまりかけれんかった…

できんかったじぶんが言えたことじゃないけど自分らにも来年には後輩が出来るやろうからちゃんと気にかけてあげてほしい。

 

案の定3年生長くなってしまった笑まだまだ個人宛てには話したい事伝えたい事いっぱいあるから残りは手紙かリサイタルの打ち上げで伝えます。

 

やばい、こんなこと普段全くせんのにめちゃくちゃ語るやん自分。5000字が見えてきたぞ、語りすぎかな。中京とか他大のブログ見とったらまあまあ長かったからいいかなと思って去年の先輩のブログ見返したらわりとさらっとしとる人多くて自分書きすぎか?ってビビった笑

 

じゃあそろそろ締めに入ろうかな。個人宛のメッセージは手紙なり飲み会なりで伝えようと思うのでここでは割愛します。

 

3年間NSJOで部活続けてきて、特に下の立場にあった1,2年の頃とコンマス・最上級生として働いた今年1年と比べるとやっぱり1,2年のほうがストレスフリーで楽しかった。3年生で上に立つと大したことしてないけどやっぱりいろんなごたごたを味わったりとか下や同期からの圧やプレッシャーなどいろんなとこでメンタルやられまくりでした笑 自分で友達集めてビッグバンド作ってみたいなとか思ったこともあったけど私にはそんなこと無理そうです笑

 

いろんなことありすぎた3年間なんだかんだ楽しかった。

リサイタル前日やけど実感なさ過ぎて終わる感じせん。

年明けても普通に大掃除して練習ある気がしてしまう。

終わる気せんけどやっぱり明日で終わり。最後は全力で楽しみたいです。

12月27日18時から南文化小劇場でお待ちしてます。

最後の演奏、頑張ります。

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コメント: 1
  • #1

    かにえ (金曜日, 27 12月 2019 07:37)

    いろいろあったけどお疲れ様。
    1.2年生には今日で38代の呪縛から解放してあげよう…